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迷えるデカ羊(仮)

迷えるデカ羊(仮)

~「金城一紀」のページ~

金城一紀(かねしろかずき)作品のページ
アフォで元気になれてスッキリできる作品を書いてくれます
独特の表現をしますね。笑いの感覚が自分と似てる気がしないでもないです
どっかのアフォ評論家は誰でも書けるみたな事言ってましたが
こんだけ上手く面白くアフォに書ける人見たことないです
ちなみにご本人在日韓国人らしいです

なんか最近映画化とかドラマ化されるので
そっちの活動にご熱心のようで(なんでも出演女優にお熱とか)
いいかげん執筆の仕事もして欲しいです

第123回直木賞
代表作:GO、レヴォリューションNO3、フライ・ダディ・フライ など



Go(ゴウ) ( 著者: 金城一紀 | 出版社: 講談社 ) ●「GO(ごー)」●

出版社:講談社(2000/03)
評価:☆☆☆☆★
解説:
主人公の僕は日本人ではありません。
生まれは日本ですが、北朝鮮出身の父親と日本人の母親の間に生まれ
韓国国籍を持つ僕
共産主義、資本主義、民族、国、在日・・・何処にいても他者であること
それが僕という存在
ある日僕は女の子に恋をします
彼女はキュートで知的そして日本人
「これは僕の恋の話だ」

日本の中でも他者であることを背景に
力溢れる若さと爆発力を燻らせている主人公の葛藤を描いてます
俗にいう青春ポップノベルってやつです
映画もヒットしました
映画は官藤勘九郎色が強すぎて大嫌いです(つまらないわけではないですけどね)
この映画を見て初めて脚本書く人と原作の受け取り方が違うことに憤りを感じました

「広い世界をみるんだ」父と子の間に交わされたこの言葉が印象でした
恋の話というか僕は父子の話と思って読みました
元プロボクサーのオヤジがかっこいいです
永遠に主人公の目指す存在であり続ける父は最高です
父親以外にも脇を固める登場人物達みんな魅力的です

人によって受け取り方が変わってくる作品だと思います
波長が合えば読み終わった時のスッキリとした爽快感がたまらないでしょう

第123回直木賞受賞作品



レヴォリューションno.3( 著者: 金城一紀 | 出版社: 講談社 ) ●「レボリューション NO3(れぼりゅーしょん なんばーすりー)」●

出版社:講談社(2001/10)
評価:☆☆☆☆☆
解説:
「キミ達、世界を変えてみたくないか?」
オチこぼれ男子校3年生の僕たち
世界を変える為名門お嬢様女子高の学園祭に潜入せよ
ぶきはMoney,Penis,頭脳,上腕二頭筋,そして努力・・・

これです、コレ
このアフォな爽快感
青春ってこの馬鹿なことに全力に努力するってことですよ
笑えます、泣けます、力はいります、最高です
漫画しか読まない方は是非読んでください

V6の岡田主演で映画化されます
同名タイトル含め3作収録



フライ,ダディ,フライ ( 著者: 金城一紀 | 出版社: 講談社 ) ●「フライ・ダディ・フライ(ふらい・だでぃ・ふらい)」●

出版社:講談社(2003/02)
評価:☆☆☆☆★
解説:
「オッサン、空を飛んでみたくないか?」
主人公:鈴木一、47歳、大手家電メーカーの子会社で経理部長をつとめる平凡なサラリーマン。 学生時代に知りあった妻と、17歳になるひとり娘が唯一の自慢である
ある日娘が暴行を受け入院したという知らせが入る
娘を暴行した犯人はボクシングの高校チャンピオンで品行方正で通っているという石原
鈴木は復習を誓うが・・・

レボ3の続編的小説です
主人公は違いますが、レボ3のキャラ達がみなサポートで出てきます
時間的にはレボ3のちょっと前になりますね
レボ3読んで楽しめた方は是非こちらも
 



【楽天ブックス】対話篇 ●「対話篇(たいわへん)」●

出版社:講談社(2003/02)
評価:
解説:
金城氏初の恋愛小説短編集
ドラマにもなった作品




もう二度と恋愛は書くな




【楽天ブックス】speed ●「Speed(スピード)」●

出版社:角川書店(2005/07)
評価:☆☆☆☆
解説:
岡本佳奈子、十六歳、真面目で平凡な女子高生。そして?。
家庭教師の謎の死+ザ・ゾンビーズ+憎むべき敵+赤い車=生まれて初めての冒険!
ゾンビーズ・シリーズ最新作!
ドラマにもなった作品


一言でいうとフライの女子高生版
おなじみの女子高に通う女子高生を主人公にして
アギーとスンシンの二人で鍛え上げます。
なんで今回は珍しくアギーが沢山出てきます。
個人的には山下をもっとと思ったんですが、
下手に前面に出しすぎてちょっとキャラ変わってました。

スピード感は相変わらずもんで、まぁ楽しく読めます。
作中の時間的にはレボ3の直後らしく
もうヒロシは出てこなそう。。。
主人公の女子高生がこれから番外編としてシリーズ化されそうな予感もします

ただ、ホントのこの作者は書かないな…
なんか噂はイロイロとあるみたいだけど、作家は書いたもん勝ちだと思われ









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